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言葉の力と人間関係づくりの力を育む 山口市小郡 放課後等デイサービスまなびの

TEL. 083-902-1870

〒754-0031 山口県山口市小郡新町1-15-26

子どもたちの幸せな生き方を応援


放課後等デイサービスまなびのは、
《言葉の力》と《人間関係づくりの力》を育む「まなびの場」です。

私たちは

  • すべての子どもたちの幸せな生き方を応援します。
  • 発達に特性のあるお子さんの良さを見つけ伸ばすとともに、お子さんのご家族が幸せな生活が営めるよう支援します。

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今月の「ことばの力」5/5(2023.3)
※この記事は、バナースペース「ことばの力」の抜粋です。

●ことばは体験とともにしか取り込まれない

 辞書を丸暗記しても、覚えた単語が使えるようにはなりません。
 それは、ことばというものが体験とともにしか身体の中に入ってこないからです。誰でも、その体験をしたときの感情や気持ち、印象を伴ってそのことばの意味を理解しています。

 例えば、「山」という一見シンプルに思える語も、聞いたときに思い浮かべる情景は人によってみな違うはずです。
 「おばあちゃんの家の縁側から見た遠くのなだらかな山」「遭難しそうになって汗だくになって草をかき分けた山」「寒さの中でご来光を見て敬虔な気持ちになった山」など、それぞれの体験の中で「山」ということばの意味を理解しているからです。
 こうして実感を伴ったものとして身体の中に蓄積されたことばでなければ、いざというとき使えない(出てこない)のです。

 だから、厳密に言えば、思い浮かべる情景や情感まで含めたことばの意味は、人それぞれで異なっていると言えます。
 とはいえ、人によって意味が異なるのでは、ことばは通じないことになってしまいます。それで実際には、私たちは、個人的にはそれぞれの意味や情感をもちながらも、「平地から盛り上がった陸地の部分」といったような辞書的な意味を共通の土台としてことばを使っているのです。

 つまり、使えることばを増やすためには、辞書的な意味を理解すると同時に、ある場面の中で生きて働くことばに出会い、その場面ならではの情感をともなった意味を体験していく以外にないのです。

 ですから、手間はかかっても、ある場面のことばに立ち止まって、どういう意味かを確かめるような支援・活動を大切にしたいと思います。

 遊び、読書、授業、日常生活・・・、あらゆる場面がまなびの場面であるととらえ、注意深くことばに向き合わせる。そういう言語体験が子どもたちのことばを豊かにしていく、と私たちは考えているのです。


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